構造・性能

性能保証住宅設計施工、乾式外壁仕上げの通気構法の家 乾式の外壁仕上げは、構造用板を張り上に21mmの通気を用いる。
サイディング仕上げとする場合は、次の各号による。
ALCパネル又は押出し成形セメント板(厚さ25mm超)等を用いる場合は、各製造所が指定する施工方法に基づいて取り付け
なければならない。

  • ●構 造
  • (1)防火サイディング平板張(既製品)3×10 厚14mm  (2)防火構造第PC030BE-9201号 (3)通気構法45mm×21mm:胴縁> (4)構造用板を張る (5)断熱材グラスウ-ル75㎜
  • ●性 能
  • 最近の住宅は、在来木造住宅においても、耐震、防火、断熱性能が著しく向上しました。 室内や構造体内部の気密化が進み、これによる壁体内部での結露の発生が大きな問題となっています。 結露すると柱や間柱、土台等構造体の腐朽による耐久性能の劣化や、断熱材の濡れによる断熱性能の低下をもたらすことになります。 多くの弊害をもたらす壁体内の湿気を除去することを目的として、外装材内側と断熱材との間に通気層を設ける「外壁通気構法」を用いております。
    • ●通気構法を採用することによるメリット
    • (1)室内で発生し、壁体内に滲入した湿気を壁の外に排出することにより、壁体内の乾燥を保ち、結露を防ぎ家を長持ちさせます。 (2)外壁のすき間等から浸入した雨水を、壁体内に浸入させずに屋外に排出します。 (3)通気層による遮熱効果により外気温の影響を少なくし、省エネになります等の大きな利点が生まれます。